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デザイン表現の幅を広くするシルクスクリーンプリントの技法。

普段から感じるのですが、一般的にシルクスクリーンプリントとしてご注文いただける中で、ラバープリントと言う一般的な技法が8割から9割程度のように感じます。
シルクスクリーンプリントは、転写やインクジェットプリントとは違い、様々な表現力をもつアナログな技法の一つなのですが、せっかくなので、他にもどのような技法が使われるか簡単になりますが、ご紹介したいと思います。

ラバープリント技法です。

先ほども書きましたが、シルクスクリーンプリントの技法として一番一般的なものになります。
特別説明する必要はないかもしれませんが、版をつかってインクを刷る事で表現できるものです。

少し余談になりますが、
シルクスクリーンプリントのインク自体は、ベースになるホワイトの材料に、色のついたインクを混ぜて色を作るのですが、様々な色が表現できます。例えばピンクを表現するのに、白に赤色を混ぜていくのですが、白色と赤色との比率を変える事で様々なピンクが表現できます。シルクスクリーンプリントでは希望の色に近づける事もでき、生地にしっかりとインクを刷る事ができるので、風合いとしてはプリントの中でも良い技法だと感じます。

ぷっくり立体感を出す発泡プリント技法です。

次の技法は、発泡プリントです。
通常のシルクスクリーンプリントに熱を与えるとぷくっと膨らむプリント技法です。インクに混ぜたり、インクの下にひいたりしてプリント表現に幅を広げてくれます。

この技法の面白いところは、ぷっくりとした触り心地の表現できるので、よく、動物の肉球などにもピッタリですね。目玉焼きの黄身を膨らませて見たり、文字の一部分を膨らませてみたり。
アイデア次第で様々な付加価値を生み出すことが可能になります。

生地になじませビンテージな雰囲気が出る、染み込みプリント技法です。

通常のシルクスクリーンプリントでは、生地色が出ないようにしっかりインクを載せてほしいのが心情かもしれませんが、今回の技法はそうではなく「半ラバー」という名の技法になります。
ラバーのプリントがインクの色をはっきり出す技法なのですが、しっかりインクをのせず、生地色も出るくらいの表現をするというものになります。インクがはじめから染み込んだように表現されるのがビンテージっぽい雰囲気に仕上げてくれます。

光沢のある表現のシマー技法です。

通常、光沢を出すプリント技法には、ラメプリントやグリッターなど色々種類があるのですが、これらは、インクに粉を混ぜて表現するのですが、今回の技法は「シマー」とよばれるペースト状の光沢のある材料にカラーを付けて表現したプリント技法です。

一般的には、シマーという技法では、シルバーとかゴールドなどの種類がメインとなりますが、エースプリントでは、様々な色表現も可能にしました。

実際にひびわれしているクラックプリント技法です。

デザイン作成時点で、少しロック・グランジなイメージを出すためにデザインにひび割れっぽいデータで作成する事も多いのですが、こちらのプリントは、実際にプリントが割れるようにしたクラックプリント技法です。
正直データ上でのひび割れイメージに比べて本格的で、よりかっこいい表現が可能になります。

立体感のある厚盛・キューブプリント技法です。

毛羽のあるフロッキープリント技法です。

高級感を出すキラキラシートの箔プリント技法です。

フルカラー・写真も表現できる4色分解・分解プリント技法です。

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